
マーケティングオートメーションという言葉をご存知でしょうか? なんだか難しそう…な響きですね。
マーケティング・オートメーションとは、字義通りに解釈すると、マーケティング活動の自動化(すること)、となります。
例えば、ホームページの検索順位を上げようと、とあるサイトで資料請求をしました。その後、そのサイトから定期的にメールが届くようになった。あるいは、しばらくアクセスしていなかったお店予約サイトを久しぶりに閲覧したところ、季節のキャンペーンメールが急に届くようになった。…などなど…(これらは筆者の実際の体験です、笑)
とすると、マーケティングオートメーションとは、WEBサイトの閲覧者の行動に合わせて、それら閲覧者に個別的にアプローチする作業を自動で行うこと、と言えそうですが…。
マーケティングオートメーションソフトウェア(MA)とは、個人を特定して実践するマーケティングソフトウェアである。(ウィキペディアより)
上はウィキペディアからの引用です。ご理解いただけたでしょうか。マーケティング?オートメーション?ソフトウェア?個人を特定?わかるようなわからないような…。
実際にどのように活用されているのか?
よく使われる方法として、WEBサイトの訪問者のメールアドレスを特定して、各々の訪問者にニューズレターを発行したり、ダイレクト(E)メールを送ったりすることで、顧客の購買行動を促す。…このようなマーケティング活動に、マーケティングオートメーション(以下MA)は活用されています。
例えば、アマゾンの場合は、WEBサイト内での購買行動や閲覧履歴を分析して、商品ページに表示される商品群を、顧客の好みに合わせて表示しています。また、ニューズレターでは、「○○○◯様 以下のおすすめ商品は、お客様がこれまでに購入された商品、またはご覧になられた商品に基づいて紹介させていただいています。」といった具合に、顧客ごとにカスタマイズされた内容を不定期に(というか、顧客の行動に合わせて)配信しています。
このようにMAツールを活用すれば、買いそうな客か?お得意様か?冷やかしか?などなど、顧客の段階(区分、セグメント)に合わせて、個別に効果的かつ効率的にアプローチすることができそうです。
SEO対策は頑張っていても、なかなか成果に結びつかない…そんな経験はないでしょうか?
例えば、万全なSEO対策を行い、WEBサイトの閲覧者も大幅に増えた。しかし肝心の商品の売上に全く寄与していない、というケースも往々にしてあります。…このような場合、もっと広告を出稿して閲覧者を10倍にしなければ!…という選択しかないのでしょうか。できれば広告出費は抑えたい!
新しいサイト閲覧者の獲得には広告など、相応の出費を覚悟しないといけませんが、MAを活用することで、無駄な広告出費を抑えることができます。
MAでは、WEBサイト全訪問者を対象に、個別にアプローチすることができるます。WEBサイト訪問者の中でも、「実際に買わなかった将来の顧客」へのアプローチであれば、新たに広告を打つ必要はありませんね。
Mautic(マウティック)をご存知でしょうか?
そこで今回ご紹介するのがMauticです。お薦めできる最大の特長は、他のMAツール(サービス)と比べて、①無料で使えること、②機能が豊富なこと、の2点です。

始めてみよう!
すでにホームページをお持ちなら、数ステップの作業でメールアドレスの取得から自動返信まで、MAツールの基本的な機能を体験できます。もちろん、無料で使える(FREEと有料のPROがありますが、FREEでも十分使えます)のですから、いろいろと実験してみてください。登録方法や使い方など、詳しくは本ブログであらためてご紹介いたします。
今日はここまで。
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