皆さんは中小企業診断士という職業をご存知でしょうか?あまり世間一般には知られていないような気がするのですが…。
中小企業診断士とは、経営コンサルタント(経営の専門家)の国家資格で、平成29年度4月1日現在で約26,000人の診断士が登録されています(中小企業庁のHPより)。一方、超有名な国家資格といえば弁護士です。平成29年3月31日現在で3万 8,980人だそうです(日弁連のHPより)。その他、税理士は登録者数が777,701人(日税連のHPより、平成30年9月末日現在)、社労士の登録者数は40,907人(厚労省のHPより、平成29年9月30日現在)、となっています。
さすがに税理士は桁が違いますね(笑)。中小企業診断士は他の国家資格者に比べると、かなり少ないほうですね。世間のニーズがないから?、その結果かもしれません。
更に、中小企業診断士の資格者は、6〜7割が企業内診断士だと言われています。企業内診断士とは独立系コンサルタント(プロコンといったりします)ではなく、サラリーマンの資格保持者です。要するに、中小企業診断士の看板で食ってない人ですね。
そうすると、いわゆる(独立系)中小企業診断士は、10,000〜8,000人と推定され、専門家職業としてどうなの?みたいな印象を持ってしまいますね。
一方では、国家資格者でないコンサルタントもたくさんいるわけですが(むしろそっちの方が多い)、「中小企業診断士」という資格保持者はかなりレアなキャラクターだと言えます。
ちなみに一時テレビなどメディアでよく見かけた三橋貴明さんは、おそらく世間で最も知名度のある中小企業診断士です。
やっぱり超マイナーな専門家資格と言えそうです (;´д`)トホホ…