少し遅くなりましたがお問い合わせも多数あり、国の重要な施策ですのでご紹介いたします。
【制度の趣旨】国内における生産拠点等の整備
【公募期間】令和2年5月22日(金曜日)から令和2年7月22日(水曜日)正午まで
【対象事業者】大企業、中小企業等
【対象設備】工場または物流施設およびそこで使用する設備機械装置
【補助対象要件】A、B、Cがあります。
A:生産拠点の集中度が高い製品・部素材の供給途絶リスク解消のための生産拠点整備に係る事業
B:一時的な需要増によって需給がひっ迫するおそれのある製品・部素材のうち、国民が健康な生活を営む上で重要なものの生産拠点等の整備に係る事業
C:複数の中小企業等のグループによる共同で実施する、生産拠点の集中度が高い製品・部素材の供給途絶リスク解消のための生産拠点整備に係る事業で、グループ化メリットを有するもの
【補助率】2/3〜3/4(中小企業)、1/2〜2/3(大企業)
★詳しくは公募要領をご確認下さい
建物まで対象になる補助金はそう多くありません。建物も含めた補助金・助成制度をご紹介するときは、従来省エネ補助金をおすすめしていたのですが、条件は厳しいですが本補助金も有力な選択肢になると思います。
また、補助事業期間は2年強〜3年強(大規模な投資案件の場合)と、ものづくり補助金の10ヶ月に比べ余裕がありますので、中長期経営計画にガッツリ組み込んでの計画策定も可能です。
設備だけではなく、工場の改修・拡張など大規模な投資を計画している企業様は活用を検討してはいかがでしょうか。
・「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」の公募について(経産省HP)
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2020/k200522001.html
・サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金に係る補助事業者の公募(一般社団法人環境パートナーシップ会議)
https://epc.or.jp/fund_dept/supplychain/kobo
大谷将良(株式会社ブループリント)